ジャック・アンドレイカ すい臓がん 早期発見方法 TED 費用は? [ニュース]
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あるアメリカの15歳の少年が
がんの発見の中でも難しいとされてきたすい臓がんの
早期発見方法を開発し、TEDで発表しました。
この方法には検査費用から精度、速さなどにおいて
従来の方法よりウルトラスーパー上を行っています。
そんな方法と従来の方法の比較について、
また彼の経歴もご紹介!
◇ ジャック・アンドレイカ 経歴
名 : ジャック・アンドレイカ
生年月日 : 1997年生まれ
出身 : アメリカ メリーランド州
13歳の時に親しくしていた叔父をすい臓がんで亡くしてしまい、
さらに、すい臓がんの検査方法が60年間も変わっておらず
効率も悪いことを知ったことから研究することを決断したようです。
高校の生物の授業で抗体の話を聞きながら、
カーボンナノチューブについても調べていた彼は
両者を繋ぎ合わせることに成功。
その後も独学で研究していたが限界に達し、
大学の教授の元に200通の手紙を書いたようです。
199通は断りの返事・・・
しかしたった1通だけ良き返事が返ってきたので、
そこに研究の意思を伝え、OKが貰えました。
そして今回の成果は7か月の研究に及ぶものでした。
(早っ!)
個人的に思ったのは研究の成果ももちろん凄いのですが、
高校生ながら大学に手紙を書いて
自分の意思を伝えたってことが凄いと思います。
こんなことできる高校生が日本にはいるでしょうか?
むしろ大人でもいません。
おそらく多くの人が
「高校生のくせに生意気だって思われるなあ」とか
「どうせ無理だろ」
って考えで手紙なんて書きやしません。
そこの差ですよね。
綺麗事ですが
あきらめないでやるかあきらめるかの違いが
彼と一般人の差だと思います。
一歩踏み出すことの重要さを改めて感じました。
ではその方法について見ていきましょう。
◇ 新! すい臓がん発見方法
まずすい臓がんを発見するには
血液中にある超少量のタンパク質の発生量を調べなくてはならなく、
それが難しいので効率が悪かったのです。
すい臓がんにおいて検出されるものは8000種類もあり
ジャックさんはこの中からすい臓がん患者特有のものを見つけたんですね。
では彼が発明した検査方法はどういったものなのか?
それは紙片を使うだけ。
血液か尿に含まれるメソセリンという物質の量(バイオマーカーという)を調べ、
ガンの初期段階かを判断するらしい。
(メソセリン = 正常細胞とがん細胞の表面にあるタンパク)
このメソセリンを過大に示すMIAPaCa細胞という細胞があるのですが、
これを培養し、人間のメソセリン抗体とカーボンナノチューブを混合して
紙に塗布することで検査紙ができるようです。
ちなみに従来と比べると
速度が168倍、費用は26000分の1(3円)、精度が400倍も良いと言う。
しかし紙片の検査の後に
電子特性を調べたり、顕微鏡で見たりと色々するので
そちらにはお金が多少かかると思います。
今までの方法だと85%が手遅れの状態で見つかり、
生存率はたったの2%。
そして制度が悪く30%以上も見落としていたと言います。
そのくせ検査費用は800ドル(約8万円)もかかったようです。
しかし今回の検査方法は画期的な発明に間違いありません。
またこの発表は年に1回の世界的なプレゼンテーションのイベントである
TED(Technology Entertainment Design)で発表されました。
動画はコチラ
◇ ポイント
● 15歳の高校生がすい臓がんの発見方法を開発
● その検査方法は従来と比較にならないくらい善良
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2013-11-12 19:02
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