2020オリンピック開催地 東京?マドリード?イスタンブール? [ニュース]
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2020年のオリンピックの開催地ですが
東京は他2つの開催地を抑えての勝機はあるのでしょうか?
開催地別に詳細を見ていきましょう。
===== オリンピック開催地 =====
2020年のオリンピック開催地の決定まであと10日ですが、
是非東京になってほしいですね。
<決定方法>
IOC委員104人のうち開催国の
日本1人、スペイン3人、トルコ1人とロゲ会長を除く
98人による無記名投票によって行われ、
過半数である50以上を獲得した都市に決定します。
過半数に満たなかった場合>
上位2都市で決選投票 ===> 同数の場合はロゲ会長が選ぶ
ちなみにこの2都市で決選投票するときは落選した都市の
IOC委員も含めて行われます。
つまり
(東京とスペインで決選投票が行われる場合)
除かれていたトルコのIOC委員1人も加わり、
99名による投票によって決まるということになります。
ちなみにこの98票を地域別にみると
ヨーロッパ: 40票
アジア・中東: 22票
北米・中南米: 18票
アフリカ: 12票
オセアニア: 6票
という感じになっていて一見ヨーロッパが有利に見えます。
では実際の開催都市の詳細はどのようになっているのでしょうか?
イスタンブール(トルコ)
立候補回数: 5回目
開催支持率(今年3月地点): 83%
1次選考評価合計点: 110
メリット: イスラム圏内初の開催
急速な経済成長(10年間でGDPが3倍)
デメリット: 競技会場、交通網の不安
反政府デモ
隣国・シリア情勢の悪化(治安が悪い)
マドリード(スペイン)
立候補回数: 3回連続
開催支持率(今年3月地点): 76%
1次選考評価合計点: 123.5
メリット: コンパクトな会場配置(10キロ圏内に競技場がある)
低予算(競技場の85%が既存施設)
デメリット: 経済情勢の不安
東京(日本)
立候補回数: 2回連続
開催支持率(今年3月地点): 70%
1次選考評価合計点: 123
メリット: コンパクトな会場配置(選手村から8キロ圏内に85%の競技会場)
治安の良さ
盤石な財政基盤(4000億円の開催準備基金)
デメリット: 開催理念がインパクトに欠ける
原発の汚染水漏れ
各都市のメリットからすると日本はすごく有利ですが、
デメリットの原発の汚染水漏れは大きすぎますね。
イスタンブールは治安が悪いというのが大きいですし。
こう考えるとマドリード優勢でしょうか。
しかし最後までわかりません。
実は2012年のロンドン五輪は、
直前までパリが圧倒的に有利でした。
しかし投票前にフランスのシラク大統領が余裕とのことで帰国。
その間にイギリスのブレア首相はロビー活動を続け、
さらにプレゼンにはベッカムがサプライズ出演しました。
これにより開催地はロンドンに決まりました。
※ロビー活動 = IOC委員の方に「うちで開催してください」とあいさつ回りをすること
このように大逆転はあり得るので最後まで頑張ってほしいです。
<最終プレゼン>
プレゼン: 45分
質疑応答: 25分
順番: イスタンブール ⇒ 東京 ⇒ マドリード
日本のプレゼンテイター
安倍首相
猪瀬東京都知事
太田雄貴(フェンシング)
佐藤真海(パラリンピック走り幅跳び)
滝川クリステル
この5人の方々に日本(東京)の魅力を十分に伝えてほしいと思います。
相手はやはりマドリードが強敵ですね。
先月行われたプレゼンでは高評価を受けており、
このプレゼンを行ったフェリペ皇太子は元ヨットのオリンピック選手。
さらにサマランチ・ジュニアIOC理事もPR活動をしています。
IOC理事がPRとはすごく強いですね・・・
しかもサマランチさんの父は前IOC会長で、
指名した委員が30名くらい残っているそうです。
したがって父親の名前を出されると相当な力になりますね。
果たしてどこの開催地に決定するのでしょうか。
東京を応援したいと思います。
みなさんも応援しましょう。
決定まであと 0日
本日朝5時
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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